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天神山
【てんじんやま】


小向山ともいう。船井郡園部町の中心部にある山。園部城跡の東側に位置し,標高約238m。本来は,園部城小麦山櫓のあった小麦山に対して小向山と呼んでいたが,当山の西南山麓にある生身天満宮に由来する天神山という名称で呼ばれるようになったものという。西北山麓には曹洞宗小向山南陽寺,北側山麓の通称火打谷に浄土宗教伝寺と旧園部城下の6町の埋墓,東南山腹には稲荷社・大岩社・古墳がある。南側山麓には,小山東町と栄町を結ぶ二本松峠があり,峠頂上付近には,陰刻梵字板碑がある。




KADOKAWA
「角川日本地名大辞典」
JLogosID : 7142707