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南稲八妻
【みなみいなやづま】


旧国名:山城

木津川左岸,100m級の甘奈備丘陵のすそに位置し,北稲八間に対応する。北稲八間に対してか南庄(みなみじよう)とも称したという(府地誌)。地名の由来は,元正天皇の時代,稲蜂間光延が当地城山に城砦を築いて蟠踞したところから稲蜂間(いなはちま)と称し,のち稲八間(いなやづま)に転訛したという。中世には石清水八幡宮領稲八妻荘が存在した。
南稲八妻村(近世)】 江戸期~明治22年の村名。
南稲八妻(近代)】 明治22年~現在の大字名。




KADOKAWA
「角川日本地名大辞典」
JLogosID : 7145595