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山内川
【やまうちがわ】


亀岡市薭田野(ひえだの)町を東流する川。同町西方の朝日山(441.8m)に発し,同町柿花(かきばな)・奥条(おくじよう)を経て,鹿谷(ろくや)の大谷鉱山の排水をひき,吉川町吉田の北を流れて犬飼川に合流。延長4.7km・流域面積7.8km(^2)。鹿谷大谷鉱山の選鉱処理の水が山内川に排水されるため,鉱害問題が発生している。水量も少なく水田に鉱毒水が入らぬよう警戒されている。かつて丸勘(まるかん)城(鹿谷城)にいた菅原姓の一族が戦乱を避けて山内川をさかのぼり,東加舎の地に天神社を祀っていたが明治維新以降は大梵天王社に合祀して山内荘の荘名をかり,屋磨内神社としたという。




KADOKAWA
「角川日本地名大辞典」
JLogosID : 7146245