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左門殿川
【さもんどがわ】


神崎(かんざき)川の分流で,大阪・尼崎両市の境界をなす川。指定流路延長2.6km。大阪市西淀川区佃7丁目の南端で中島川に合流する。元和6年に初代尼崎藩主戸田左門氏銕が開削工事をしたことから,その遺徳を追慕して左門殿川と名づけられたという。東京の佃島は,左門殿川東岸の佃漁民が徳川家康に召されて江戸に定住後,生地にあやかって名づけた地名であり,西淀川区佃1丁目の田蓑神社には佃漁民ゆかりの地の碑がたつ。




KADOKAWA
「角川日本地名大辞典」
JLogosID : 7150057