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三升五合山
【さんじょうごごうざん】


阪南市の東部にあった山。丘陵性の山地の一部で標高115m。旧東鳥取村と旧南海町の境界であった。特異な山名であるが,それに関する定説はない。一説によれば,付近に同名の小規模な溜池があり,この池の水を抜く際の対価が米3升5合分であったという。付近一帯では,大規模な宅地開発が行われ,山はそのために削り取られて今日その姿を見ることはできない。




KADOKAWA
「角川日本地名大辞典」
JLogosID : 7150104