津田川
【つだがわ】

葛城(かつらぎ)川ともいう。２級河川部分の指定流路延長約10km。和泉葛城山に源を発する川で，内通谷・外通谷部分を北西流して，外前山と下段丘陵部の接点で阿間ケ(あまが)滝・土生(はぶ)滝（岸和田市阿間河滝町・土生滝町）を形成し，岸和田市南西部を流れたのち貝塚市に入り，同市久保で小淵川を左岸に合わせ，小瀬の沖積地を通って同市津田北町・津田南町で大阪湾に注ぐ。河口は，重要港湾として昭和43年に整備された阪南港の南泊地となっている。

KADOKAWA 「角川日本地名大辞典」 JLogosID : 7151563