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徳庵川
【とくあんがわ】


寝屋川下流に当たる人工水路。「河内名所図会」に,「徳庵川,寝屋川の枝流。徳庵村に至りて徳庵川といひ,堤を徳庵堤と名づく。末は摂州東生(ひがしなり)郡に入」とある。寝屋川が深野池に流入していたころ,新開池から長瀬川下流へ直接排水するため,承応4年,代官鈴木三郎九郎の時に開削された。これによって農地5町8反2畝16歩,石高78石1斗7升9合が川敷となった。深野池・新開池干拓後は寝屋川本流としての機能を果たし,約3kmにわたって,直線状に流れている。




KADOKAWA
「角川日本地名大辞典」
JLogosID : 7151900