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七越峠
【ななこしとうげ】


大阪・和歌山の府県境に位置する峠。標高約835m。峠の北にある三国山(885.7m)は和泉・河内・紀伊3国の境界で,最頂部近くに七曲りがあったことから当峠名が付けられた。かつては西国三十三か所3番札所の粉河(こかわ)寺(和歌山県那賀郡粉河町)から七越峠・三国山を経て4番の天台宗施福寺(和泉市)に通じる峰伝いの最短路があり,檜原(ひばら)道と呼ばれた。




KADOKAWA
「角川日本地名大辞典」
JLogosID : 7152303