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額田谷
【ぬかただに】


長尾渓ともいう。東大阪市の東部にある谷。生駒(いこま)山の西斜面の必従谷の1つで,山手町で深い谷をなす。北の辻子(ずし)谷と南の豊浦谷(暗渓(くらがりけい))との中間に位置する。谷は名勝の長尾滝付近に始まり,渓流は西流して近鉄奈良線額田駅の南を下り,国道170号のところで新川と名を変えて恩智川に注ぐ。額田駅付近は谷が開け,ここから300mほど登った所に重願寺があり,さらに上手の狭い谷筋にも民家が立ち並ぶ。駅の南東近くに府営の枚岡(ひらおか)公園があり,谷筋は長尾滝や生駒山頂へのハイキング道として利用される。




KADOKAWA
「角川日本地名大辞典」
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