野間峠
【のまとうげ】

豊能(とよの)郡豊能町余野と能勢町野間の間にある峠。標高510m。妙見山（660.1m）の北東方に位置する。現在，主要地方道茨木能勢線が通じる。古来妙見山への参詣道として利用された峠の１つで，能勢町への主要交通路。標高485mの地点にトンネルがある。能勢町東部は中・東稲地・出野・西山・大原の５集落からなって野間荘と呼ばれた。峠名は峠が野間荘への入口であることによる。峠の西麓は地獄谷または生首谷という。

KADOKAWA 「角川日本地名大辞典」 JLogosID : 7152816