100辞書・辞典一括検索

JLogos

6

箕面滝
【みのおのたき】


古くは五香の滝ともいった。箕面川にかかる滝。落差約33m。箕面付近には,古生代終末から中生代にかけての大阪周辺では最も古い地層が露出しており,滝は,その南側に分布する軟らかく浸食されやすい泥岩と北側に分布する硬い緑色岩の境界部にかかっている。水量の豊富な滝を中心に,一帯は箕面山と呼ばれ,古くから大阪近郊の名所,行楽地として親しまれており,明治31年に府営箕面公園,昭和42年には明治の森箕面国定公園に指定された。滝の南方下流に滝安(りゆうあん)寺がある。




KADOKAWA
「角川日本地名大辞典」
JLogosID : 7154329