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雄岡山
【おっこやま】


「おっこさん」ともいう。古くは雌岡山とともに神出山とも呼ばれた。神戸市西区神出町と押部谷町の境にある山。標高241.3m。地質学的には古生層からなる内座層で,台地面から100m近くそびえ,西の雌岡山と双子の山のように並ぶ。そのため形とあいまって神出富士・播磨富士とも呼ばれた。山頂には帝釈天を祀った石の小祠があり,かつては雨乞の神事が行われたともいう。東麓は神戸電鉄粟生線が通り,交通の便が良いため中腹まで宅地化されている。




KADOKAWA
「角川日本地名大辞典」
JLogosID : 7156740