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菊水山
【きくすいやま】


神戸市北区,六甲山地西部にある山。標高458.9m。花崗岩からなる山で,南側は断層崖の急斜面,北側は緩斜面の傾動地塊をなす。古くは大角木(おおつぬぎ)山と呼ばれ,神戸市と山田村の境の目標になっていた(山田村郷土誌)。昭和10年大楠公六百年祭の時,記念事業の一環として市内の小学校教員・生徒が1人3銭ずつ出し合い,中腹に菊水の型の植樹をしたことから菊水山と呼ばれるようになった。現在その木は残っていないが,山頂に記念碑がある。




KADOKAWA
「角川日本地名大辞典」
JLogosID : 7157595