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金鳥山
【きんちょうざん】


神戸市東灘区にある保久良神社背後の山。標高350m。六甲山地を構成する最古の地層秩父古成層よりなり,緩やかな山容をなす。山頂の北にある火の見櫓は旗振場と呼ばれ,大阪堂島の米相場を手旗で伝える中継地となっていた。明治40年頃まで粗末な小屋があり,番人はふもとの北畑から通っていた。明治8年頃旧北畑村字ザクガ原を5小字に分筆した際,その1つに金長山と命名され,現在も小字名にある。




KADOKAWA
「角川日本地名大辞典」
JLogosID : 7157851