角川日本地名大辞典 近畿地方 兵庫県 13 金剛童子山【こんごうどうじやま】 神戸市北区,帝釈山地東部にある山。標高565.6m。流紋岩質溶岩からなる。北西斜面にゴルフ場があり,車道が下谷上から頂上近くまで通じている。東の鞍部は山田と淡河を結ぶ古くからの峠で,黒甲越と呼ばれる。南の柏尾谷は柏尾谷断層の構造谷で滝が多く,キャンプ場もあり,自然休養村の一部になっている。山名の由来は西部の丹生山にあった明要寺に関係があると思われるが不詳。 KADOKAWA「角川日本地名大辞典」JLogosID : 7158560