100辞書・辞典一括検索

JLogos

9

逆瀬川
【さかせがわ】


宝塚市西部の樫ケ峰(462m)北麓付近に源を発し,東流して武庫川に注ぐ川。河川法では白瀬川との合流点(宝塚ゴルフ場入口付近)より下流を指す。流長1,964m。流域一帯は風化の進んだ花崗岩質の地域であるため,下流部では土砂の堆積が著しく,末端部では周辺部よりも河床が隆起している所もみられる。また,武庫川との合流点付近は市内で最も早くから宅地開発が行われた地域で,阪急電鉄今津線逆瀬川駅周辺には,かつて市役所が置かれていたこともあり,商業の中心地となっている。上流部や白瀬川流域も,昭和40年代から開発が始まり,中規模団地や県立高校が新設され,変貌の著しい地区となっている。




KADOKAWA
「角川日本地名大辞典」
JLogosID : 7158673