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諏訪山
【すわやま】


神戸市中央区,県庁の北方にある六甲山地の山。標高151m。市街地や港を見下ろす景勝の地として知られ,明治初年から布引渓谷とともに二大遊園地を形成した。当時,温泉(炭酸泉)・遊園地・動物園・旅館などが設けられ,盛大を極めたが,動物園は移転,温泉は閉鎖,遊園地も昔の面影はない。南麓には再度(ふたたび)ドライブウエーが通る。天正年間花隈合戦の折,池田信輝はここに付け城を設けた。山名はふもとに鎮座する諏訪神社に由来する。




KADOKAWA
「角川日本地名大辞典」
JLogosID : 7159983