西播丘陵
【せいばんきゅうりょう】
県南西部に位置する丘陵群。標高約100~300m。東は市川から西は矢野川のそれぞれの下流部に散在している丘陵群を指す。西播山地の南麓から東麓に分布する。地質は主として中生代白亜紀後期の生野層群に属する流紋岩ならびにその凝灰岩類よりなる。山すそは新しい沖積土砂で埋められ,個々の山は椀を伏せたような形状をなす。主要な山としては,東から増位山,広嶺山,書写山,鶏籠山,亀山,三濃山などがある。
| KADOKAWA 「角川日本地名大辞典」 JLogosID : 7159990 |