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千ケ峰
【せんがみね】


仙が峰とも書いた。多可郡加美町と神崎郡神崎町の境にある山。標高1,005.5m。中生代末から古第三紀にかけて噴出した流紋岩からなる山地で,北播での最高峰。山体は南北に長く,三国岳から高坂峠の鞍部まで一連の山体をなしている。千ケ峰笠形山県立自然公園の一部。頂上付近はクマザサ・ススキに覆われ,樹木は少ない。最高峰南側には岩座神七不思議に数えられる塔の石があり,トア地形の例として注目できる。登山には岩座神・三谷などからのコースがある。




KADOKAWA
「角川日本地名大辞典」
JLogosID : 7160015