東浦
【ひがしうら】

淡路島北部の東海岸地域，津名郡淡路町・東浦町・津名町，洲本市北部に及ぶ海岸の通称。津名丘陵で区切られた東側部分をいう。当地は冬季の北西季節風が丘陵で遮られるため，温暖でしのぎやすい気候となる。そのため京阪神向けの花卉栽培が盛ん。海岸沿いに国道28号が通る。大阪湾を挟んで京阪神に面することもあって西浦より開発が進み，東浦町・津名町では埋立地に工場が誘致されている。

KADOKAWA 「角川日本地名大辞典」 JLogosID : 7162612