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屏風ケ浦
【びょうぶがうら】


明石市南部,林崎町3丁目から二見町東二見に至る約9kmの海岸。明美台地の南端に当たり,名の通り15~10mの海食崖が続く。これは台地の地質が主に粘土と砂礫の第四紀大阪層群と段丘層からなるため。浸食に弱く,古地図によると宝永年間から天保年間の約120年間に最大15間(27m)から5間(9m)浸食されている(明石市史)。昭和41年に護岸堤がつくられた。また近年,崖下に沿ってサイクリングロードが敷設され,市民の憩いの場となる。




KADOKAWA
「角川日本地名大辞典」
JLogosID : 7162979