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妙法寺川
【みょうほうじがわ】


神戸市西部を南流する川。2級河川。須磨区車付近の丘陵に源を発して南流し,妙法寺付近で峡谷となって六甲山地西部を横断,扇状地をつくり大阪湾に注ぐ。河口には須磨港がある。河川名は上流に天平10年建立と伝えられる妙法寺があることにちなむらしい。妙法寺川を上り,白川峠から伊川谷に入り,明石に出るコースは,険路であった須磨海岸を通らないため,山陽道の脇道として重要であった。現在も県道神戸三木線が通っている。また市営地下鉄が西岸を並行しており,上流の丘陵は大規模に住宅地化されている。




KADOKAWA
「角川日本地名大辞典」
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