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横尾山
【よこおやま】


神戸市須磨区南部にある山。標高312.2m。高倉山とともに神戸市のポートアイランドの埋立て用土砂源とされた。横尾山が削られた跡地が横尾団地で,神戸市開発局が昭和46~57年度に施工し,面積142haで計画戸数3,320・計画人口1万2,000。須磨区の高倉台・名谷・落合・北須磨・白川台の5団地と合わせて須磨ニュータウンと総称されている。その北部には市営地下鉄の妙法寺駅が開設され,駅の南に商業地区があり,この団地の中心地となっている。南の市街地からの景観を考えて,横尾山の尾根筋は残されて北面が人工法面になっている。しかも,表土は花崗岩が風化したマサ(真砂)土であるため植物による緑化工や人工の排水路などで,斜面の保護が配慮されている。




KADOKAWA
「角川日本地名大辞典」
JLogosID : 7164871