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手向山
【たむけやま】


奈良市雑司町の若草山西腹にある山。八幡神社(手向山神社・東大寺八幡宮)の後ろに位置するので八幡山ともいう。標高217m。「古今集」に朱雀院が奈良に行幸した時,菅原朝臣が「たむけ山」で詠んだ歌として「此たびはぬさもとりあへず手向山紅葉の錦神のまにまに」があるが,当山かは確証はない。「枕草子」第13段にも「たむけ山」が見える。




KADOKAWA
「角川日本地名大辞典」
JLogosID : 7167988