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辻堂山
【つじどうやま】


旧名を堂ノ森という。吉野郡上北山村の北部,伯母ケ峰から続く尾根の南端に位置する山。標高1,308.6m。円錐形をなし,山頂の北東方を大台ケ原ドライブウエーが通る。かつては山頂のやや東の尾根筋を東熊野街道が通り,ここで東熊野街道と分かれて北山川の上流天ケ瀬村に下る道があった。この分岐点に地蔵尊を祀る伯母峰の辻堂があったことから,堂ノ森・辻堂山の名称が生まれた。現在は,新伯母峰トンネルの南出口の和佐又谷に新しい堂が建てられている。




KADOKAWA
「角川日本地名大辞典」
JLogosID : 7168100