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広瀬川
【ひろせがわ】


大和高田市松塚に源を発し葛城川と曽我川の間を屈曲しながら北流し,百済寺近くを経て,北葛城郡広陵町広瀬を通り,曽我川と葛城川の合流点近くで葛城川に合流する。葛城川の支流。1級河川。延長4.0km。流域面積4.1km(^2)。「大和志」に「広瀬川 初瀬・百済・葛城・鳥見四水会于河合曰広瀬川流至葛下・平群二郡界為竜田川」と記され,「大和志料」でも「大和志」の「竜田川」の部分が「大和川」とある点が異なるのみで同様の記述がみられ,古くは大和川の一部を広瀬川と呼んでいたものと思われる。「万葉集」に「広瀬川袖つくばかり浅きをや心深めてわが思へるらむ」と詠まれている。




KADOKAWA
「角川日本地名大辞典」
JLogosID : 7169169