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矢田丘陵
【やたきゅうりょう】


県の北西部,生駒山脈の東側を南北に走る丘陵。松尾丘陵ともいう。西を生駒川の構造谷,東を富雄川の構造谷に挟まれて,西から東に向かってゆるやかに傾斜する傾動地塊で,標高200~300m。南部がやや高く,松尾山では316mに達する。松尾山にはわが国最古の厄除観音霊場といわれる松尾寺があり,初詣から2月・3月の午の日に「まつのさん詣り」でにぎわう。近年この丘陵一帯の住宅地開発によって景観が一変した。なお,アジサイで有名な矢田寺も松尾寺北方に位置する。




KADOKAWA
「角川日本地名大辞典」
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