角川日本地名大辞典 近畿地方 和歌山県 11 弁天岳【べんてんだけ】 伊都(いと)郡高野町高野山北西の峰。標高984.5m。山頂東側に弘法大師が勧請したという弁財天の小堂があり,当山も古くから岳弁天(たけべんてん)と呼ばれた。古生代秩父古生層で構成される外八葉と呼ばれる,霊場高野山の四周の山の1つ。高野大門から女人道が山腹を登り,東方の女人堂に下る。山腹には高野山有料道路が通り,大門から南海電鉄高野山駅,女人堂にかけて南海専用自動車道路が通る。 KADOKAWA「角川日本地名大辞典」JLogosID : 7173465