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法師山
【ほうしやま】


法師森・法師ノ峰ともいう。西牟婁(にしむろ)郡大塔(おおとう)村にある山。標高1,120m。新生代古第三紀牟婁層群砂岩からなる。大塔山(1,112m)・入道山(1,010m)とともに紀南の屋根を形づくる。「続風土記」には「山峰他峰よりすくれて其頂を顕すを以て名つくるなり」と山名の由来を述べている。山頂には1等三角点があり,裸地故に眺望が良く,大島(串本町)~日ノ御埼(美浜町)までの紀伊半島南部を一望できる。




KADOKAWA
「角川日本地名大辞典」
JLogosID : 7173469