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水越峠
【みずこしとうげ】


有田(ありだ)郡広川町河瀬(ごのせ)と日高郡由良町畑との東西の谷の分水嶺に当たる峠。標高241m。峠の南と北に400m余の高地があり,そこから流れ落ちる雨水が峠を越して東西の谷川に通じるので水越といわれる。昭和38年に始まった水越隧道工事は,地質が悪く頁岩層が崩れ,落盤やコンクリートのひびわれが生じ難行したが翌39年貫通。延長540m。昭和40年から,国道42号は鹿ケ瀬(ししがせ)トンネルに代わって水越越え由良回りとなった。




KADOKAWA
「角川日本地名大辞典」
JLogosID : 7173614