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甲ケ山
【かぶとがせん】


西伯(さいはく)郡中山町と赤碕(あかさき)町の境界を画する山。標高1,310m。船上山―勝田ケ山―甲ケ山―矢筈ケ山の嶺々が連なる山稜は古期大山(だいせん)火山活動によって形成され,その後の大陥没から取り残され,古大山の外輪山の性格を持つ。山体は両輝石安山岩溶岩流と火砕流堆積物層より成る岩稜で,矢筈ケ山の山体の一部をなす。地名の由来は山の形が甲に類似していることから名づけられたといわれる。




KADOKAWA
「角川日本地名大辞典」
JLogosID : 7174841