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智頭盆地
【ちずぼんち】


県東南部に位置する盆地。千代(せんだい)川と土師(はじ)川および新見川との合流点付近を中心に,河川沿いに形成された谷底平野。北側には洗足山と籠山の間を流下する千代川が峡谷を形成する。西方・南方は岡山県境を形成する桜尾山・那岐山などの1,000m内外の高い山地。東方には東山があって,若桜(わかさ)地域と区分している。これらの山地に囲まれた標高500m内外の小起伏山地を刻む谷には,特に土師川流域で段丘の発達がみられる。智頭盆地の山地は,スギ・ヒノキの人工林化が進んでおり,智頭林業地域として知られる。




KADOKAWA
「角川日本地名大辞典」
JLogosID : 7175962