中ノ原
【なかのはら】
西伯(さいはく)郡大山(だいせん)町の大山の主稜の東端付近から北へのびる宝珠山から北方豪円山に向かって扇形に広がる2つの大斜面のうち,西側斜面を中ノ原,中央の大谷を隔てて東側を上ノ原という。中ノ原山頂付近はブナ林帯で,ブナ純林とミズナラ純林がみられる。新緑,探鳥には絶好であり,さらに寂静山から大神山神社へのコースはハイキングコースとして好適である。中ノ原はスキー場として整備され,西日本屈指のスキー場として利用されている。
| KADOKAWA 「角川日本地名大辞典」 JLogosID : 7176249 |