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青杉ケ城山
【あおすぎがじょうざん】


邑智(おおち)郡邑智町のほぼ中央にあたる大字滝原にあって,大字の明塚(あかつか)・簗瀬(やなぜ)・信喜(しき)の境に位置する山。標高494.7m。東は江川(ごうのがわ)に臨んでいる。南北朝期,南朝方として挙兵した佐和顕連が拠った山で,顕連は足利方の軍勢を迎え撃ってこの山で戦死したといわれる。山頂に城跡がある。昭和51年,麓の滝原地区からこの山の頂へかけて幅2m・延長5,984mの遊歩道をつけたので登りやすくなった。普通は青杉,また青杉山と呼んでいる。




KADOKAWA
「角川日本地名大辞典」
JLogosID : 7177480