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尼御前山
【あまごぜやま】


那賀(なか)郡旭(あさひ)町の和田・重富(しげとみ)の大字境にある山。標高469m。山麓を湯舟(ゆぶね)峠といい,近世浜田・広島間の主往還が通っていたが,現在往還の跡は不明。中世に福屋氏の重臣重富氏が累代の居城にしていた山と推定される。「陰徳太平記」に福屋隆兼・吉川元春・重富兼雄に関する記述があり,この地の数々の伝承が残されている。




KADOKAWA
「角川日本地名大辞典」
JLogosID : 7177595