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大江高山
【おおえたかやま】


大田(おおだ)市大代(おおしろ)町と祖式(そじき)町境の山。標高808m。大山(だいせん)火山帯に属する火山で,角閃安山岩より成る溶岩円塔が,十字型の山稜によって連なる5つの山体の中心をなす山。南方の山麓を三谷川・奥三俣川などが南流し,川本町で江川(ごうのかわ)に合流する。飯谷(いいたに)には屯倉(みやけ)が置かれ,新屋(にいや)集団が入植した。古代から山麓には集落が発生している。室町期・江戸期には大家本郷(おおえほんごう)は宿場町として栄えた。旧山陰道も山麓を通り江津(ごうつ)に向かっていた。




KADOKAWA
「角川日本地名大辞典」
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