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大岡山
【おおかやま】


鹿足(かのあし)郡六日市町大字広石の東方にそびえる山。標高896.9m。形のよい山である。古代に九州より諸方を荒らして走り来た八畔鹿(やつぐろのしか)が,この大岡山中腹の金五郎岩にこもったが,これを追って来た江熊太郎に弓で射とめられたという伝説がある。六日市町および柿木(かきのき)村地方を吉賀(よしか)というのは,悪鹿がいたので逆に善鹿(よしか),それが吉賀に変わったのだという。




KADOKAWA
「角川日本地名大辞典」
JLogosID : 7178104