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大平山?
【おおひらやま】


安来(やすぎ)市の西部,久白(くじら)町にあって,字大平から登る高さ62.3mの山。久白では大平山と称し,隣接の田頼(たより)町では野路(のろ)山と呼ぶ(村誌)。嶺上3分して南は田頼,西北は荒島,東は久白に属す。南津田平(みなみつだびら)山(128m),東塩津(ひがししおつ)山,北造(きたつくり)山に連なる。往古久白は鯨村,塩津山麓には塩津神社をまつり,塩津古墳があり,造山には造山古墳があり,津田平山東方には神塚を中心に仲仙寺古墳群がある。この麓あたりまで中海(なかのうみ)が入江になっていたことを物語る地名が多い。




KADOKAWA
「角川日本地名大辞典」
JLogosID : 7178210