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神納山
【かんなやま】


松江市大庭(おおば)町と八束(やつか)郡八雲(やくも)村大字日吉(ひよし)の境にある丘陵。標高約60m。この丘陵の西肩の切割を神納峠といい,北から南へ主要地方道松江~広瀬線が通り,この丘陵の東を切り割ったのが日吉の切通しで,南から北へ意宇川が流れている。切通しで切断された丘陵の東部を剣山(つるぎやま)という。神納山の南麓,主要地方道松江~広瀬線のわきにもと比婆(ひば)山の所在地と伝えられる樹木の繁った円墳形状の土地があって,伊邪那美命陵墓と伝えられ,宮内省の陵墓参考地として保護されている。東方約300mの上記剣山の西肩を伊賦夜(いぶや)坂と伝えている。




KADOKAWA
「角川日本地名大辞典」
JLogosID : 7178692