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木束峠
【きつかとうげ】


那賀(なか)郡弥栄(やさか)村大字三里(みさと)から安芸(広島県)に出ていた2本の旧道のうちの1つ。一道は笠松峠(かさまつとうげ)を越える道,一道は木束峠を越える道であり,ともに現在の弥栄村大字三里と金城(かなぎ)町大字波佐(はざ)との村境にあるが,現在は全く荒廃している。木束峠は三里の横谷から笹目原を経て波佐の横谷(現在の若尾)にでる間にある上り下りの坂道である。波佐横谷から県境を越えれば広島県山県(やまがた)郡芸北(げいほく)町八幡原(やはたばら)に入る。地名の起源・由来は未詳。




KADOKAWA
「角川日本地名大辞典」
JLogosID : 7178766