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小浜浦
【こはまうら】


日本海沿岸温泉津(ゆのつ)湾の西側一帯の海岸。湾内西側の波路(はじ)浦も含む。「石見八重葎」に「御免地,此片地浦(波路浦)に大下又右衛門と云うものあり。豊臣秀吉公の御免状を所持せり」とあるように,温泉津浦と同様に,石見銀山の盛衰に深くかかわった。「新修島根県史」に「銀山大盛の慶長頃には益田・三隅からも大量の木炭が,温泉津湊や小浜湊に回送された記録(重田家文書)がある」という。




KADOKAWA
「角川日本地名大辞典」
JLogosID : 7179093