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三瓶西ノ原
【さんべにしのはら】


男三瓶山西麓の標高400~500mの高原。古名は佐比売野(さひめの)。麓の扇状地から親三瓶山への登山路があり,女三瓶山に縦走ができる。原を歩行する目標に,定めの松・片腕の松がある。現在も放牧はなされているが,明治初年の放牧牛は3,000頭。同32年から陸軍浜田連隊の演習場となった。西ノ原は国立公園三瓶山の表玄関口で志学(しがく)へは定期バス線,北の原へは高原道路が完備し,四季を通じて観光客でにぎわう。




KADOKAWA
「角川日本地名大辞典」
JLogosID : 7179309