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浄土ケ浦
【じょうどがうら】


隠岐(おき)郡布施(ふせ)村のうち,集落の東北に接する海岸地帯。第3紀生成の古い火山体で,大陸系統の白頭火山帯に属する。安山岩よりなる第1次の火山体の上に,流紋岩・玄武岩が第2次・第3次の火山体として重複し,それぞれが浸食時期を異にした地貌を示す。「隠州記」には景勝地として佐峰島(さみねじま)・浄土ケ浦の名があげられ,現在では国の史跡・名勝・天然記念物に指定されている。




KADOKAWA
「角川日本地名大辞典」
JLogosID : 7179502