100辞書・辞典一括検索

JLogos

5

瀬戸山
【せとやま】


飯石(いいし)郡赤来(あかぎ)町大字赤名東方の山。標高約600m。雲・石・備3国国境を間近に見おろす要衝として赤穴氏により築城された典型的な中世山城,瀬戸山城址の地。この城は天文から永禄にかけて大内・毛利対尼子合戦に際して出雲防衛の第一線として,付近の武名(ぶな)ケ平山・杉谷・賀田山を支城として大いに奮戦した遺構があり(陰徳太平記・雲陽軍実記),一名衣掛(きぬかけ)山とも呼ばれている。中腹に城山稲荷神社・愛宕神社がある。




KADOKAWA
「角川日本地名大辞典」
JLogosID : 7179702