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惣倉山
【そうくらやま】


隠岐(おき)郡西郷町大字東郷(とうごう)にある山。標高120m。焼米伝承を伝え,現在も山頂から焼米が発見される。貞享5年「隠州記」には「廻りは福浦牧の畑也,頂上にて,昔王代の節,貢物可納領家なく,郡中の人民新穀を集め,西北の風に之を焼しとぞ,其煙を京師に送るこころばせ也と云伝」とある。南端の城の腰は昔源義親隠岐配流の際の居城が置かれたと伝える。




KADOKAWA
「角川日本地名大辞典」
JLogosID : 7179715