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外浜
【そとはま】


隠岐(おき)郡西ノ島町大字美田(みた)の外海に面する砂浜。俗称は船越(ふなこし)。この地区は西ノ島町の浦郷地区と黒木地区の接点で狭隘部。地質学的にはこの狭隘部は,島前(どうぜん)を構成する玄武岩中に貫入した粗面岩の噴出地域である。両岩接触変質によって岩相が錯雑・崩解し,浸食をうけやすくなっていて,風化した礫砂が外海の湾入に堆積して外浜を形成した。島後(どうご)の塩浜同様白砂の海岸で,夏季は海水浴場としてにぎわう。外浜の西端には船引(ふなびき)運河がある。




KADOKAWA
「角川日本地名大辞典」
JLogosID : 7179732