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高尾山
【たかおやま】


隠岐(おき)郡五箇(ごか)村大字南方(みなみがた)にある山。標高372m。アルカリ石英粗面岩からなり,西側に傾斜し西端は重栖(おもす)湾に臨み,東側は比高200mの断崖絶壁となっている。重栖湾頭の俗称重栖の黒崖(くろたま)は黒曜石の断崖で黒褐色の絶壁が100mの比高で海に迫り凄絶な風景を示している。また西側には深浦(ふかうら)の滝があり,東南には福浦トンネルが通る。高尾山は他に那久・中村にもあり,前者には高尾城址があり,後者は国の天然記念物の暖地性森林地区となっている。




KADOKAWA
「角川日本地名大辞典」
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