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高平山
【たかひらやま】


隠岐(おき)郡西ノ島町の東部にある山。標高328m。焼火(たくひ)山(452m)を中心に北に立木山(295m),西は入道山(373m)および高平山の3支脈を出している。焼火山麓は島前(どうぜん)10か村の入会地であるが,中世以来その使用地域が錯綜。高平山の山麓はつぶて表にあたっている。高平山の北東の小丘を大山(おおやま)という。この山は地質学上きわめて珍しい閃長岩から構成されている。また,その麓の集落は大山脇(おおやまわき)と呼ばれ,帆船時代の寄港地で,船大工が多く,西廻り海運の帆船はこの港で船体の修理をした。




KADOKAWA
「角川日本地名大辞典」
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