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角山
【つのやま】


隠岐(おき)郡海士(あま)町大字宇受賀(うずか)に所属。中ノ島の北端にある山。標高126m。玄武岩の溶岩台地を貫いて噴出した石英粗面岩の岩脈。周囲の玄武岩が崩壊風化したので岩脈の上部が屹立している。西側の松ケ崎・知々井(ちちい)崎にはさまれて諏訪(すわ)湾が深く湾入,湾頭の郡山から東には海士町最大の水田地帯が展開している。諏訪湾は北に開口しているので冬季風波が荒いが,角山がその風勢を防いでいる。江戸期の角山一帯は津之山牧と称する牧畑であった。




KADOKAWA
「角川日本地名大辞典」
JLogosID : 7180148