100辞書・辞典一括検索

JLogos

6

独松山
【どくしょうざん】


安来(やすぎ)市南方山岳地帯の山。標高320.6m。上吉田町永源寺(えいげんじ)から金尾谷越(かねおだにごし)(229.1m)を通り,さらに北方に登った所にあり,市内の矢田町と能義(のぎ)郡広瀬町新宮との分岐点となっている。数株の老松がある山頂からの展望がよく,また安来市の北西部からの眺望のよい山で,登山道は市内飯生(いなり)・吉田と広瀬町新宮との三方から通じている。尼子氏時代には出丸が設けられていたといわれ,広瀬藩7代藩主松平直義は「田舎富士」と命名し,特にこの山の山容を愛したという。吉田地区では吉田山と呼ぶ。




KADOKAWA
「角川日本地名大辞典」
JLogosID : 7180244